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 ベンチャーに限らず、初め小さかった企業が成長していく過程には、様々な「テイクオフ」があります。外部から人を招き入れる、新たな店舗や工場に投資する...株式上場はテイクオフと言うより、一つの目標であるかも知れません。これらは、伝統的なヒト・モノ・カネに関するテイクオフですが、情報システムにも、どこかで乗り越えなければならないテイクオフがあります。

 今や、企業と呼べるほどの組織であれば、情報システムなしでは済みません。そこで、起業の際のゴタゴタの中、あるいはそれが一段落してから、必要に迫られて、ともかく業務を回すために、必要最小限のものを備えます。しかし、当初は必要最小限だったものが、やがて、メンテナンスを繰り返し、至れり尽くせりの「サボテン」システムに成長していきます。知り合いの技術者であれば無理も利くし、データ量も少ないし、セキュリティもそれほど気にしないから、それが出来てしまいます。
 しかし、次の二世代目の情報システムが必要になるほど成熟したころには、もはやそれは出来ません。普通の(しかし、無理のきかない)ベンダに、普通の(しかし、融通のきかない)開発手順で、普通の(しかし、初代より機能が低い)情報システムを開発してもらうしかありません。次のステップに進むはずの二世代目の開発が、一見すると後退であるかの様相を呈します。システム開発の過半数は、QCDの何れかに問題があると言いますが、このようになってしまった開発では、おそれらくQCDのすべてに問題を来たすでしょう。だからこそ、これを乗り切ることがテイクオフなのですが。

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author : ITS 

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